シャコの食べ方、アレコレ

ガサガサッ、ガサガサッ。
シャコ(別名ガサエビ)が、ガサガサしている音です(イメージ)。
小樽に秋シャコのシーズンがやってきたのは10月半ば。
小樽の市場に行けば、どこでもシャコの姿を見ることができます。
初めて頭付きのシャコを見たときの衝撃は、いまでも憶えています。
甲冑に身を包んだ強面。
シャコは市場の戦国武将や〜。
いや、地球を侵略にきたエイリアンや〜。
ああ、話が横道にそれてしまいました。

さてさて、一昨日あたりからすっかり冬景色に変わった小樽のまちですが、
今日11月15日(土)と明日16日(日)は、第7回小樽しゃこ祭なんですね。
しゃこ祭情報のリンクです↓
先日、一足先に我が家にも、しゃこ次郎としゃこじろ子(勝手に命名)がやってきました。
大勢で来るので、食べ方をあれこれ工夫しているうちに
けっこうなレパートリーができたので、ご紹介します。
まずは定番のゆでシャコ。

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生きているうちにゆでないと、身が溶けちゃうので
生きているものをゆでるか、ゆでたものを手に入れるかの二通りしかありません。
ゆでシャコは切り方が大切です。
頭をもいだあと、ジョキジョキと大胆にハサミを使い
両サイド、尻尾のふち、裏側のもぞもぞを切ればできあがり。
そのままでも、わさび醤油をつけても美味しいですね。
昔は市場で生きたシャコを売っていたという話をききました。
(生きている姿は意外とかわいい? かも)。

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次はシャコのリゾット2種。
正確には洋風のおじやですけど〜(笑)

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シャコの頭や殻を煮出したスープにバター、塩こしょうなどで味を整えます。
好みで隠し味程度にお醤油をたらしても良いと思います。
ゆでた野菜を入れて彩りよく。

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こちらはカレールーを使い、色々な野菜を入れて煮込んでいます。
最後に卵を落として半熟に。
シャコのダシが利いて美味しいです。
ということは、シャコカレーもイケるということですね。
そして、個人的には一押しのシャコ天そば。

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市内のお蕎麦やさんで、シャコ天そばが提供されているのは知っていました。
試しに作ってみたところ……
自分で言うのもなんですが、久しぶりにほっぺたが落っこちました。
激ウマ! ミツウマ!(言ってみたかっただけです)
そばとシャコ天を別々にするのが我が家流。
衣につゆが十分しみてから食べるのも良し、衣がサクッとした状態で食べるのも良し。
熱いそばつゆとシャコ天がめちゃくちゃ合うのですよ〜。
シャコ天そばがあるなら、シャコ天丼も♪

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天丼のたれは、ショウガとネギを入れて一煮立ちさせ
片栗粉を入れてあんかけ風に。
シャコのちらし寿司もなかなかです。

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シャコにすし酢で下味をつけ、錦糸卵、大葉、ゴマ、ショウガ、海苔を乗せて。
ショウガはガリにした方が良いかもしれません。
写真がないのですが、シャコ握りも作っています。
シャコのむき身を握った酢飯にのせるだけなので
うるさいことを言わなければ美味しくいただけます。
わさび醤油か煮切をつけてどうぞ。
他にはシャコのパスタも。
シャコ頭と殻のスープに生クリームを入れました。
シャコの濃厚な味がいい感じでしたヨ。
ゆでシャコに飽きたら、お試しを〜♪
そして、本日の小樽猫と言えば……
猫には生の甲殻類は食べさせちゃダメなのだそうです。
たまにはゆでシャコをあげてみようかな、と思ったのですが……

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そんなことより、僕のこの高くまっすぐに上がった足を見て!
とのことでした。。。
いや、本当にまっすぐ、すごい、チャイコ!