小樽雪あかりの路16 その1 運河〜手宮線

2月7日(金)から第16回目の「小樽雪あかりの路」がはじまりました。
 
雪かきに飽きた、とか
寒くてもういやっ! とか
雪でお腹いっぱい、とか。
 
我慢もそろそろ限界……と感じられるタイミングで
「雪あかりの路」がはじまります。
 
 

点灯時間は午後5時〜9時までの間。
出かけるまでは、寒くてめんどう、などと思うときもあるのですが
いざ会場に行ってみると「来て良かった〜」と
何度行ってもそう感じます。
 

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手宮エリアの自宅から、静かな北運河を通って会場へ。
10分ちょっと歩くと会場が見えてきます。
 

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2月8日は風が全くなく、運河沿いの倉庫群が鏡のような水面にくっきり!
 

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目線より少し上にワックスボウル群。
この位置がとても良いですよね。
 

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いつもながら運河会場はすごい人出です。
でも、雪の中に話し声が吸い込まれてしまうからでしょうか、
騒がしさはありません。
 
人ごみを後にして手宮線会場へ。
 

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小樽郵便局の本局前では運がっぱがお仕事をしていました。
あたたかそうで、今日ばかりはうらやましい。
 

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小樽文学館の「雪あかりの古本市」
 
手宮線会場に到着。
 

 
ワックスボウルの向こうに文学館の窓あかり。
 

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透明な氷のオブジェ。今年の新作でしょうか。
 

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暖炉の薪を思わせるようなオブジェ。
 

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「北海道のおいもですよ〜」の声に引き寄せられ
観光客のふりをして、焼きじゃがいもを一つ。
ふりをしなくてもいただけます。
 

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ハート形のオブジェでカップルが記念撮影。
 
手宮線会場もすごい人出です。
 

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キャンドルの灯りにぼんやり映し出される人びとを見るのが好きです。
男なのか女なのか。
地元の人なのか観光客なのか。
この世の人なのかあの世の人なのか。
あの世の人が混じっていてもわかりませんよね
足元だってよく見えないし。
この非日常感がとても好きです。
 

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「OTARU」と彫られたオブジェに人だかりができていました。
 

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<よいち←小樽→さっぽろ>
小樽は余市と札幌の隣町です。
余市も札幌も、それぞれ個性の違う素敵な街です。
その間にあって小樽という街の個性も際立つのでしょう。
それは余市も札幌もいっしょですね。
このプレートに妙に感激してしまった私でした。
 
手宮線会場を後にして海側に下ります。
 

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ガラスを売るお店があちこちにあります。
夜のガラスショップはいつもながらきれい。
 
このときの気温は-3度。
最近にしては暖かいのですが
鼻水が出て来たのでそろそろ帰ることに。
臨港線を通ってぶらりぶらり。
 

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空を見上げると月が見えていました。
 
そう言えば、手宮線会場でこんな声を聞きました。
「見て、星がたくさん出てる!」
声から察するに幼稚園か小学校低学年ぐらいの男の子です。
その声に促されて空を見上げると
きれいな星が月のそばで輝いていました。
 
雪あかりに誘われて街に出ると
たくさんの素敵なものに出会えます。
 

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博物館の運河館。
なんだかわからないけど、ステキでしょう?
 

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手作りガラスの店。
看板がイカしてる!
 

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このツララ、見事です!
誰が作ったのでしょう、いい仕事しています。
 

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会場じゃないところにもキャンドル。
 

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ライトアップされた素敵なお店。
 

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そして、こののれんは「シロクマ食堂」。
お店の前で、雪のオブジェづくりをさせてもらいました。
 

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小さな小さな雪あかりの路です。
 

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中に入ってあつあつパスタなどいかがでしょう。
身体もあったまります。
 
 
さてさて、そんな雪あかりの夜の小樽猫はチャイコ。
 

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「おかえりニャサイ。寒かっただろう。
雪あかりの路、楽しんできたかい?」
 
って、チャイコ、君はニャニ目線?
 
雪あかりの路はまだまだつづく。
 
「小樽雪あかりの路」公式website
http://otaru.yukiakarinomichi.org